じゃがいもで、すごくすごくお世話になった、
みんな本当に大好きだった、
演出家の山元清多さん、元さんが、
幻想第四次の銀河鉄道に乗って、いってしまいました。
まだまだ一緒にいっぱい舞台やりたかった。
もっともっといろんな話を聞かせてほしかった。
今日、東京まで、
元さんに「ありがとう」と「さよなら」を言いに行ってきました。
どうやら、去年の年末の「ポラーノの広場」が、
元さんの最後のお仕事だったようです。
「かみさんの悪口」「パパとなっちゃん」「ムー一族」「佐賀のがばいばあちゃん」
「ハイスクール落書」「僕たちの戦争」「そうか、君はもういないのか」・・・
他にも、もっともっと。
これだけのドラマや映画の脚本をいっぱい書いていて、
黒テントはもちろん、
蜷川幸男とか、唐十郎とか、北野武とか、田村正和とか、
松たか子とか、小泉今日子とか、松嶋菜々子とか、、、、
蒼々たる人からお花が届いていた元さんの、最後のお仕事が、
じゃがのポラーノだったなんて、本当に私たちは幸せです。
ドラマや舞台の写真やビデオ、DVDと並んで、
ちゃんと私達のポラーノのDVDも飾ってありました。
ポラーノの打ち上げの時、
奥様のなっぱさんが、
「これが元さんの最後の演出だったとしても、胸を張っていい。
すごく立派だった。」
そんな事をおっしゃっていました。
その時は、そんな縁起でもない事。。と思っていたんだけど、
実際そうなったという事は、
あの時点で、元さんもなっぱさんも覚悟してたんだろうな、と思います。
もう、おいしそうに果物を食べながら、
優しく私達を見守ってくれていた元さんに会えないと思うと、
すごく寂しいし、悲しいけど、
きっと幻想第四次の銀河から、見守ってくれてると思います。
ポラーノの打ち上げの写真を見返していたら、
すごく良い写真があったので、アップさせて下さいね。
元さん、本当にありがとうございました。
瞳